もしもしカメさんの健康コラム Vol.1 心の元気はアミノ酸から
藤田紘一郎先生(免疫学者、東京医科歯科大学名誉教授)によると、うつ病患者はこの10年間で2.4倍も増え、100万人を超えました。現代のストレス社会と成果主義が原因と一般的に言われていますが、藤田先生はうつ病の人の脳を調べてみるとセロトニン(幸せホルモン)が不足している事が分かったのです。セロトニンがなぜ脳から不足したのかというと、日本人の腸から乳酸菌を始め、腸内細菌が減ったからだと言われています。セロトニンはお肉などタンパク質に含有している「アミノ酸」を材料にして腸内細菌が作り出します。腸で合成されたセロトニン前駆物質が、脳に運ばれてセロトニンとなり気分を良くしているのです。
藤田先生は「腸の幸せは心の幸せ」と言っています。春先は気温も上がり代謝が激しくなり、だるくなったり、眠くなったりします。体調不良や元気の欲しい方にはアミノ酸製剤の栄養剤をお薦めします。