超・黙食!超・真剣演奏!すべてが「おいしい」クリスマス発表会を開催しました♪

超・黙食!超・真剣演奏!
すべてが「おいしい」クリスマス発表会を開催しました♪

12月18日(日)、今年二度目のピアノ発表会、その名も「おいしいクリスマス発表会」を開催しました。
今回の会場は本宮市の本宮駅前にある「ネーブルシティもとみやオーブ」です。

おいしいクリスマス発表会①会場

今年4月、小林音楽教室は本宮市に「アヤナイ・ミュージック」というピアノ教室の「支店」を出しました。
そのご縁でこちらの会場を持つ本宮のラジオ局と仲良くなり、会場を貸していただけることに。
当日はラジオ局が持つ駐車場のほぼ全てを貸してくださいました。

今回はクリスマス発表会の頭に「おいしい」がつきます。その理由は、「料理を食べながら発表会をしよう♪」
そう、ココ、もとみやオーブとはレストラン付きの会場なのです。
飲食付きの発表会なんて珍しくない!! 
ピアノ教室でも出来るし、ホテルの一室を借りれば簡単に出来るはず。
…そんなアリキタリの発表会にこの私がするわけない!!この「おいしい発表会」がどう特別かというと…このグランドピアノに理由があるのです♪

それは、れっきとした、「フルコンサートサイズ」のグランドピアノなんです☆

おいしいクリスマス発表会②グランドピアノ
リサイタルやコンクールで使われる標準サイズである、フルコンサートサイズ、通称「フルコン」の大きさ・奥行き。こちらのピアノであっても2000万円はします。

ホテルの広間で行うにしてもさすがにフルコンは置いていない。それにフルコンが置いてあるホール内で飲食は厳禁ですから、この場所がどれだけ特別なのかお分かりいただけたでしょうか。

つまり、ただ「美味しく弾こう」じゃなく、環境はいたって「本格派」です。
負ける気がしないクリスマス発表会♪
打ち合わせの時点からずっとワクワクが止まりませんでした。
コロナ禍でもあるので、YouTube生配信サービスも。発表会の生配信はもうすでにお手の物です☆
「遠くのおじいちゃんたちもリアルタイムで観れました」と感謝の声をいただけました。
コロナ禍対策の一つとして「座席とり」がありました。
先着順で決めると、慌てたり早く来すぎたり、などなど、不安な気持ちになりますし、密を生むことにもなります。
よって、今回の席決めは受付でカードを引いてもらい、その目のテーブルに決めます。つまり、早く来たとしても良い席になるとは限らない。
当日はけっこうな吹雪にあい、急がせないこの方法が功を奏し、座席決めは問題なく済みました♪
「せっかくクリスマスなんだし」
「好きな格好していいよ」
まぁ、ボスの私自身が仮装やコスプレが好きなわけで、その「非現実的」さが演奏をよりワクワクさせるのです♪
特に小さい生徒さん達は楽しそうな格好をしていました。
開演時間になり、まず最初は私が進行の説明をしました。
続いて、主役の一つである、「特注クリスマスケーキ」が入場してきました。
おいしいクリスマス発表会③Xmasケーキ
今回参加の生徒数、約45人分の巨大なクリスマスケーキ☆
本宮市の人気菓子店、「きねや」によるオーダーメイドです。
「ピアノの発表会ならピアノがあるといいでしょ」と女将さんのアイディアで、正に「おいしい」ピアノが鎮座しておりました。
残念ながら「七面鳥」が手に入りませんでした。その代わり、福島が誇る「川俣シャモ」を使った、豪快な丸焼きも登場。
こちらはお腹にお米や具材が入っておりますので、ほぐしてリゾット的な感じで提供されました。
おいしいクリスマス発表会⑤集合写真
今回は演奏前に出演者全員による記念撮影を行いました。理由はケーキカット前がいいから。
「はじめのことば」は幼児のHくんにお願い致しました。
練習ではスラスラだったけど本番はドキドキしすぎて…ややお地蔵さん状態に。でも、やり遂げましたっ☆
演奏が始まるとこれまでのほんわかムードが消し飛び、一気に「真剣な空気」に包まれた会場内。
普段はきゃーぴー騒ぎまわる生徒さん達もピアノの前では…
おいしいクリスマス発表会⑥演奏
これまでの人生イチ真剣に取り組んだ演奏♪
演奏を前半後半に分け、前半…ソロ演奏、後半…大人と連弾。
そして前半の演奏中には飲食は一切行いません。
「一生懸命ピアノを弾いたら美味しいものが食べられる」
そのワクワクを燃料にしてみんな一生懸命弾きましたよ♪
演奏ホールではないので会場の床はフラットです。よって後ろの席のお客さんは演奏者の顔がよく見えません。
そこは、数日前の打ち合わせで急遽思いついたコレ↓
おいしいクリスマス発表会⑦
生配信の動画データをスプリットし、一つをプロジェクターで映しました。これにより「よく見えた」と好評でしたよ☆
前半のハイライトは、海辺の野外発表会でも行った、プロのパーカッショニストのパパを持つIちゃんの演奏に、パパがまた共演しました♪
おいしいクリスマス発表会⑧父娘共演

 

ジャンベは手のひらの強弱や硬さ具合で音の表情を変えます。これほど色彩豊かな音の種類を出せるものなんだな、と前回に続き、私は感動しました♪パパさん、ありがとうございます!

進行の時間稼ぎには生徒さんへのインタビューをしました。
「主役はパパじゃなくて私だからね!!」
って話に大爆笑でした。そりゃもっともです!!
前半が終了すると食事の配膳で演奏が中断してしまうので、その時間を使って、「プレゼント交換」を行いました。
クリスマスでのプレゼント交換はいつも盛り上がりますねっ!!
配膳されたのは、お重仕立てのクリスマスメニューでした。
おいしいクリスマス発表会④川俣シャモ
「軽食で」とお願いしたけれど想像以上にガッツリでした(笑)。
やっぱりクリスマスのチキンは「骨付き」だよね、と。
後半はウチの教室でも前例のない「食べながら演奏を聴く発表会」が始まりました。
おいしいクリスマス発表会⑨発表会の様子
コロナ禍で「飲食付き」とはけっこう危険じゃないの?と指摘されたこともありますが、それはある意味「誤解」です。
ピアノの発表会って基本的におしゃべり厳禁です。その環境下で食事することは「超・黙食」にしかならない計算でしたし、実際、とーっても静かでした!!
何なら、普段の発表会よりも話声がほとんど無かった!!これは…お勧めだ☆
後半は、大人生徒さんから。
仮装アリとなるとウチの教室ではこの「おっきいおともだち」が、本気を出すのであります↓
ホイットニーヒューストンを演奏したSさんは、お手製の「ホイットニー名刺」を掲げ(笑)。
飲食があったとしても演奏はみな真剣に続いてきます。
その真剣さに思わず箸が止まり聴き込んでしまったとの感想も。
そして、飲食があったとしても演奏の始まりと終わりには愛情たっぷりの「拍手」が鳴り響きました。
後半の演奏が終わると、あの特大クリスマスケーキが、一人ずつのカットとなって配膳されました。
これも「一口程度でOK」と私は注文していたのですが、しっかりサイズでビックリ。
…これにて、「こころ」も「おなか」も「おもいで」も「やりがい」も、全てパンパンに満たされた、「おいしいクリスマス発表会」は無事に終了したのです♪
おいしいクリスマス発表会⑫
おいしいクリスマス発表会⑬
おいしいクリスマス発表会⑩お友達と
今回もまた「連弾」が発表会を美しく彩りまして、「友達どうし」「姉妹どうし」どちらも素敵でしたよ♪
そして、毎回盛り上げるのは「ピアノ男子」たちの演奏♪
おいしいクリスマス発表会⑪お友達と
今回もみな好評だったね!!
…そして、小林音楽教室も今年で40年の歴史を数えるのですが、おそらく「史上初」である、「トリが幼稚園児」という快挙♪
高校3年生のSちゃんの従妹、HちゃんとRちゃん。その3人での連弾が今発表会の「トリ」を飾りました。Rちゃんが幼稚園児でしたので初の快挙です。
Sちゃん、今までありがとう!
Rちゃん、これからよろしくね!
沢山の「おいしい」を浴びた、楽しい発表会でした♪