開催は一年半に一度!CG生配信での小林音楽教室・大発表会‼

一年半に一度行われる小林音楽教室の大発表会。今年度はCG生配信を2度に分けての開催となりました。

11月の田島発表会に続き、12月5日(日)は2回目のピアノ発表会。さらに19日(日)には3回目(の発表会)も控えているという過密スケジュール。その中で、「安心して参加できるかたち」を模索し、催す「意義」を確立させるにはアイディアや工夫が必要でした。

当時、比較的感染者数が少ない南会津で、あえて800席の広いホールを感染予防対策として選び、2年ぶりに「有観客」での開催となった11月・田島でのピアノ発表会。それでも諸事情で発表会に参加できない生徒さんやご父兄もいらっしゃいました。

“コロナ禍が落ち着かなくても開催できるピアノ発表会”、それでいて“平時とは異なる魅力を持つ発表会”を。その想いを胸に試行錯誤して企画した今回の発表会こそ、

「無観客生配信発表会」
     +
「CG合成生配信発表会」!!

CG生配信発表会①機材

CG生配信発表会②機材

実はYouTube生配信でのピアノ発表会は、去年の11月に、けんしん郡山文化センター・中ホールからの生配信☆という大掛かりな企画で経験済み♪
その経験を基に、今回の「生配信」では機材も設定もお手の物。前回よりコンパクトに、且つPCパワーを倍以上に。進行+配信+演出は小林音楽教室の講師3人だけで完全「自前」。

CG生配信発表会・ピアノ

楽器については、ピアノ発表会では可能な限り「フルコンサートサイズ」のグランドピアノでその深い「鳴り」を武装したい、ということでヤマハ郡山店のフルコンサートグランド(CFIIIS)に。価格1000万円超えの超高級ピアノです。

CG生配信発表会・マイク

本当は「マイク」にもこだわりたいのですが、今回は「素直な」音で勝負。あえてモノラルで行いました。

そして今回初挑戦したのが、「CGを背景にピアノを弾く♪」というもの。これはやってみると相当難しく、なかなか綺麗に抜けない。何度も何度も実験を重ねてようやく「ベスポジ」を発見☆
演奏者のバックには移ろいゆく季節の風景が映し出され、音色+視覚で訴えかけてきます。

CG生配信発表会②風景

予想外に手こずったのが、各「音源」のバランスだったり音質だったりの調整です。生配信中もイヤホンを聴きながらモニターを操作し微調整を繰り返しました。

CG生配信発表会③機材

ピアノ演奏にCGを合成しておしまいでは物足りないので、直前になって思い付いた「仕掛け」を準備。それは、「演奏直後の生々しい 言葉や表情」を親御さんに届けること♪
ステージのすぐ脇にインタビューブースを設置。椅子と生配信専用のポッドを用意し、演奏終了後の率直な気持ちを聞きました。

生徒さんは複数のグループに分けて入室してもらいました。多くても6人ほど。感染予防対策として、人数もさることながら「距離」も確保しました。

CG生配信発表会:風景

これらは、
「無観客だからできたこと」
「だから思いついたこと」
に今回チャレンジできたことになります。
「ピンチは機会」
コロナ禍での教訓です☆

お客がいない分、緊張しないなんてことはなく。
むしろ、いつもとは違う、いや、見たこともない、「異様」な空間に入れられ、ここでピアノを弾かされる生徒さん達。みんなひどく緊張してました。

CG生配信発表会・二人で②

CGのコンセプトは当初、「冬」「雪」「クリスマス」でしたが、12月といえば一年の終わりの意味もあるので、「四季」にテーマを変更。1日目は「イラスト」、2日目は「実写」を使用。
「フルコンサートサイズ」での演奏を提供したかったので、音とともに「画」からも、その尺の長さが分かるように捉えました。

突然採用した「一言インタビュー」の演出は、親御さんの感想で大好評♪急な思い付きだったけど、やってよかった☆

CG生配信発表会・二人で

コロナ禍だからこそ巡り合った、思いがけないアイディア。
「動く」ことをやめない。
いずれ道は開けるさ。
その「想い」「理念」がかたちになった、今回のCG生配信発表会でした♪

※日々積み重ねた練習の成果、生徒さんたちが繰り出す「天然ボケ」や、休憩の合間に行われたゆる~い会話&ノリツッコミなど、教室の楽しい雰囲気はぜひ動画で!!

動画(初日12/5)↓

動画(二日目12/19)↓

フォトライブラリー

CG生配信発表会①

CG生配信発表会②

CG生配信発表会③

CG生配信発表会④

CG生配信発表会⑤