~「波動(はどう)」って何ですか?~

「波動」って、言葉は聞いたことがありますが、それが何なのか理解している人は少ないのではないでしょうか。小さい(子供の)頃、お腹が痛くなった時など、お母さんやお父さんに痛いところをさすってもらうと、不思議と楽になったのを覚えていませんか?それがお母さんやお父さんから受けた波動(周波数の共鳴)なのです。手当(てあて)という言葉がありますが、その「手当」とは、波動の伝播のことを言っているのです。普段の会話に、あまり「波動」とう言葉を使っていないだけですが、ある種のエネルギー(振動)の伝播のことを波動と言っています。

波動って何?

もう少し説明すると、物質から出ているエネルギーのことで、一定の周波数(Hzヘルツ)で表すことができる波の束のことです。人間や動物、植物など生きているものはもちろん、身近にある、ペンやパソコン、カバン、手帳、そして水に至るまで、全てのものに存在するのが波動です。すべてのものはわずかに振動しているのです。それをHzという単位で表したエネルギーのことを波動といっています。

昔は、お医者さんが問診といっしょに触診もいろいろしてくれました。背中をとんとんと叩いて、その返ってくる音で肺の乾燥状態を診断したりしました。これは打診法といい、叩いた音の跳ね返り(共鳴)で肺の状態を診断する波動の検査法です。また、レントゲンは、放射線の共振、共鳴を利用し画像を作る波動の検査機です。MRIというものも良く聞く検査機ですが、これは別名、核磁気共鳴装置といい、磁力の共振、共鳴を利用して画像を作る、これもまた波動の検査機なのです。一見、波動と聞くと、怪しげなものを想像する方もいますが、実は、波動は、私たちの身近にあるものすべてに存在するエネルギーのことを言っていたのです。「あの人はオーラがすごい」などの「オーラ」、「弱気になる」「気が短い」「気合を入れて」などの「気」、それも波動のことです。使っている単語は違いますが、日常会話に必ず何回か出てくるのが波動を意味する言葉です。「病は気から」、身体と心のバランスを調える上で一番大切なのは波動なのです。

~波動調整は恒常性と自然治癒力を高める。~

誰しも年を重ねると不安になってくるのが健康です。人間の内臓、筋肉、骨、神経、血管、リンパなど、加齢や生活習慣などにより、機能も低下してしまうのが病気の始まりです。しかし、なぜ病気になるのか、それを具体的に説明してある医学書はありません。人間には自然治癒力というものがあり、傷が治るのもその自然治癒力のお陰です。

船瀬俊介 氏は、その著書『未来を救う「波動医学」』の中でその治癒過程をこう説明しています。

“ここで自然治癒力の仕組みを切り傷が治っていく過程、それを波動的に説明してみると、①皮膚に切り傷が発生。②切断面に神経ネットワークが形成される。③そこに、第一次治癒電流が流れる。④その指令で、切断面の体細胞が万能細胞に変わる。⑤切断面を縫合する。⑥第二次治癒電流が流れる。⑦各部の万能細胞に各々の周波数刺激を与える。皮膚、筋肉、骨…など固有周波数に従い、万能細胞は体細胞に戻る。⑧各体細胞は、切断面と全く同じように再生・治癒する。(部分省略)と。現代医学で傷が治る仕組みを理論的に説明することはできない。それは、波動理論がないと説明できないからだ。″と締めくくっています。

身体の営みはすべて波動を基本としているということをいっています。波動が調うということは、身体の恒常性が正常に働き、自然治癒力が高まるということを意味するのです。