羊水の響き 音響チェア

音響チェアとは、液晶テレビの開発者であり、1,000を超える特許を取得している日本の発明家、「西堀貞夫」氏が開発した音響装置です。ストローファイバー網構造体という特殊3次元構造体が、スピーカーから発せられる音を脊髄へ響かせます。血管のように張り巡らされたストローファイバー網構造体は、血管の脈動、心臓音などの生命のリズムを身体全体に伝える、羊水の響きを再現したものです。背の部分に埋め込まれた7つのスピーカーから、水と共鳴する波紋の響きを脊髄神経に伝えます。

羊水の響きで胎児は育つ

音は空気を伝わるより水の中の方が3倍早く伝わります。水中の音は空気中と比べて弱まりにくく、遠くまで伝わるという性質があるからです。赤ちゃんは胎児期、羊水の中で、母親の声、血液や体液の流れ、母親から感じる波動のエネルギーを羊水の響きとして受け取ります。母親は、羊水の響きで、耳ではなく、脊髄の感覚器官(中枢反射神経)に響かせ胎児を育てているのです。空気を伝わる音で胎児は育ちません。お母さんの羊水の響きは、胎児を38℃に温め、尿で汚れた羊水を浄化し、水分80%の細胞を育てます。呼吸18(海の波の数)、体温36℃、心拍数72、血圧144Hz、288日で赤ちゃんの誕生となります。母親の激しい生命の危険を伴う脊髄への響きは、生命の危険信号として胎児のDNAに記録されています。私たちは耳ではなく、生命の急所、脊髄への響きに感動と興奮を感じるのです。そして、母親と胎児は、お互いに、血液の磁気共鳴で心を伝えあっています。

倍音の響きは、血液の磁気共鳴作用を高める

血液は、強磁性の鉄イオンを含みます。血液を舐めると鉄の匂いと味がします。血液に含まれる球状の赤血球は毛細血管と同じ大きさです。心臓の鼓動を高め、血流を良くすることで、毛細血管と赤血球との摩擦熱は血液を温め浄化し、血流を良くします。血液の磁気共鳴作用は、酸化した鉄(酸化鉄)を黒鉄(二化鉄)に変え、血液の磁気作用を高めます。血液の錆、酸化鉄が二化鉄に変わることで身体が発熱し、生体麻薬であるアドレナリン、エンドルフィンも呼び覚まします。心と身体に幸せホルモンが満ち溢れてくるのです。

 

さまざまな音楽で倍音の響きを

音響チェアは、CDから流れる音楽を脊髄神経に響かせ聴いてもらう音響機器です。小鳥のさえずりや波の音、虫の音、稲妻などの自然音、シンギングボウルの倍音の響きなどが入っています。そのCDには、童謡や演歌、ジャズ、アメイジンググレースなど、さまざまなジャンルがあります。もともと、一般家庭で使う映像音響シアターとして開発されましたので、自宅でテレビに接続して映画を見たり、テレビを見たりして使う音響システムです。当所ではテレビには繋いでおりませんので、音楽だけ聴いてもらうようにセットしています。「クジラとネコ」「胎児とシンギングボウル」「「アメイジンググレースと教会の鐘」「お経とお寺の鐘とシンギングボウル」など、音響チェアのために編集された16枚のCDを用意しています。CDは、一枚約1時間です。聴き終わると、身体が温かくなるのを体感できる方もいます。音響チェアの良さを一度で体感したい方は、2時間聴いていただくとこをお勧めしています。

 

音響免疫療法

音響チェアを使った音響免疫療法では、空気による振動を一切排除し、低周波音も高周波音も、板鳴り構造とストローファイバー網構造体による特殊な音響システムを通して、骨伝導による水の響き(2~15万ヘルツ)に変わると同時に、高い波動エネルギーに変換されます。そのエネルギーが音楽とともに体内を駆け巡って震わせるのですから、それは物凄い迫力で臨場感があり、本物の音を感じることができるのです。それは今までに聴いたことのない音の世界です。
音の持つ波動エネルギーを、生体磁石から生じる磁気エネルギーと共鳴させることで、大きなうねりをつくって細胞レベルで身体を震わせます。それと同時に、つくり出された磁気エネルギーは巨大な渦となってゼロ磁場を形成し、心身を健康に導くことにとどまらず、時には人に覚醒をもたらして神秘的な体験までさせるのです。これには、もう一つ「生体麻薬」が分泌されることにも関係しています。それは、リラックスをつくり、精神の安定を図ります。開発者の西堀貞夫氏はその著書「ゼロ磁場の奇跡」で“脊髄の振動が神経系を刺激して生体麻薬を分泌させ、幸福感に包まれるという現象を起こすのが音響免疫療法です。”といっています。中国が認知症治療に音響チェアを導入した理由はこのあたりにあるのかもしれません。

参考図書 : すべての不調からあなたを救う「ゼロ磁場の奇跡」
NGO音響免疫療法学会会長 西堀 貞夫著