Style郡山流マイクロツーリズム【白河編①】

Style郡山流マイクロツーリズム
【白河編①】

白河市は、福島県の中通りの県南に位置しており、郡山から車で1時間ちょっとで到着できます。
ちょっと遠出のドライブにも、鉄道を使っての気軽な観光にもアクセスしやすい距離感です。
小峰城＆南湖神社は歴史や文化にひたりながら紅葉も楽しめる名所。
南湖神社とゆかりの深い「渋沢栄一」が主役の大河ドラマ『青天を衝け』も12月の最終回へ向けていよいよクライマックス！
そして伝統の白河だるまが大変身したニュースポット「だるまランド」！
地元の人に長く愛される街中華の「映えるラーメン」などなど、古くて新しい最旬の白河の魅力をお届けします。

＊モデル　福島ゆかさん

※マスクを着用して取材しております。
※撮影時、マスクを一時的に外して撮影しています。ご了承ください。

動画はこちら↓

渋沢栄一が創建に尽力！敬愛の松平定信公をまつる神社

小峰城の南に位置する南湖神社の御祭神は、2021年の大河の主役として注目された渋沢栄一が敬愛した人物、白河藩主・松平定信公です。
創建に南湖神社の初代宮司・中目瑞男と白河市民たちが、当時の財界に通じた渋沢栄一に掛け合って資金を集めて建立。神社が完成のち、昭和5年にはその功績をたたえるための石碑（公徳碑）も作られました。実際に祭事にも参加され、渋沢栄一にとっても縁の深い場所なのです。
定信公も渋沢栄一も大器を持った人物は、つねに社会のため・未来のためにできることを考えて実行している…その姿勢が成功につながるのかも？なんだか心が清らかになって、明日への活力も沸いてきますよ。パワーをもらうだけじゃなくパワーを与える人になるぞ！
南湖神社のそば定信公が築造した、『日本最古の公園』ともいわれる南湖公園も立ち寄りたいスポット！神社の御朱印や御朱印帳にも描かれる楓の紅葉が美しい！日本庭園の翠楽園もあり、遥か江戸の昔から幅広い世代に愛される公園です。来年2022年には南湖神社が100周年を迎え、白河市とも協力して記念のイベントを企画していく予定です。2024年の新一万円札の発行まで、ますます目が離せない！

【逸話】定信公が南湖公園を作ったコンセプト身分の差をこえた憩いの場所！「士民共楽」。
南湖は、中国唐時代の詩人李白が洞庭湖に詠んだ詩「南湖秋水夜無煙」と小峰城の南に位置することに由来。

【注目】宝物館には、渋沢栄一が奉納した桜と楓の日本画が展示されている。当時の人気画家である橋本永邦や下村観山による作品。文武に秀でた定信公の自画像や書の掛け軸も必見。

【注目】御朱印としおりは四季ごとに色やデザインが変わる。（春夏秋お正月）南湖神社オリジナルの御朱印帳には南湖の春秋をテーマに表は桜・裏は楓（紅葉）の詩集が施されている。御朱印や御朱印長にはしおり付き。南湖神社は「諸願成就」の神社として知られており、お悩みにあわせてお守りの種類も豊富！

取材対応してくださったのは初代宮司・中目瑞男から数えて4代目の権禰宜・中目瑞英さん

南湖神社

住所白河市菅生館2
TEL 0248-23-3015

低山登山の魅力！日本一遅い山開きで有名な紅葉の名所

うつくしま百名山のひとつである「天狗山」。
山容が天狗に似ていることから、「天狗山」とよばれ、山中に天狗が住むとも言われています。標高は625.5m。登山用の重装備がない初心者でも安心して登れる低山です。天狗山の山頂を目指す「登山コース」でも１周2.5kmと、紅葉を眺めながらゆったりとハイキングを楽しめます。春にはカタクリ群生地や、ニリンソウ、ヤマブキソウも見られる「お花畑コース」は1周約1.8kmと、より登りやすい遊歩道になっています。

2008年に登山道が整備されたのを機に、『日本一遅い山開き』として11月下旬にイベントを開催していました。昨年は中止された山開きですが、2021年は11月23 日、勤労感謝の日に開催決定！「日本一遅い山開き!天狗山登山」の詳細はウェブやFacebookなどでご確認くださいね。

天狗山

白河市表郷番沢
入山料金　登山料なし（無料）
駐車場　天狗山球場（登山口入口）100台以上
https://www.facebook.com/tngyma/

山盛りのピリ辛ネギでポカポカ！メニュー豊富な地元の人気店！

▼ヤンニンジャンとラー油で和えた長ネギが山盛り！もやしとキャベツで野菜もたっぷり。がっつり食べて、体もポッカポカ！

寒くなる時期に食べたい「ネギ味噌チャーシュー麵」（1090円）は赤みそと白みそを合わせた特製味噌ラーメン。
※写真は味付け玉子（税込130円）のトッピング付き。
一品料理や、タンメン、麻婆麺などのおかず系オリジナルラーメンも人気で、家族や親しい人と分け合って食べたいボリュームが自慢。地元民が通う街中華の名店です。

どのラーメンも、白河ラーメンの特徴である太平麺を手もみ。スープは鶏ガラと豚ガラをベースに味に深みを出すために国産昆布を加えています。
スモークされたような香りが特徴のチャーシュー。脂身と赤身のバランスがよい豚肩ロースを、炭火で焙ってからしょうゆだれで煮込んでいます。
大ぶりでつるっと美味しいワンタン麺（税込700円）や、観光客に人気のラーメン（税込600円）などの醤油系は、チャーシューで出来たタレをつぎ足しで使用。しょっぱさのない、角のとれたまろやかな味の秘密！