Style郡山流 マイクロツーリズム
【白河編②】

※マスクを着用して取材しております。
※撮影時、マスクを一時的に外して撮影しています。ご了承ください。

動画はこちら↓

伝統と革新の白河だるまが主役のアミューズメントパークに⁉

約300年の白河だるま総本舗・渡辺だるま店が、大規模リニューアル。だるまを「見て、学んで、楽しんで」を体験できる観光施設『だるまランド』として2021年7月にオープンしました！
改修前は母屋だった部分は「展示場」として、企業やキャラクターとのコラボだるまや、期間限定のアーティストによる絵付けが施されたアートだるまの展示ギャラリーに生まれ変わりました。
工房部分とつながった中心部には、だるまの製造工程を詳しく解説した「学び場」エリア。向かい側の「作業場」では、手際よく絵付けをする職人さんの様子を見学できます。乾燥させる『弁慶』には、まるでキャンディーのようにカラフルな豆だるまがさしてあります。

だるまのほかにも企業とコラボした赤ベコ達の群れも発見！
デザイン性の高い現代風の白河だるまが勢揃いしたショップでは、絵付け体験のほか、自分でデザインした「だるまさん」を使ってタブレットからプレイできる「だるまさんが転んだ」ゲームや、一回500円で挑戦できる、2mの巨大だるまガチャでだるまをエンジョイ。いずれも、だるまグッズが必ずゲットできるお得なアミューズメント！
だるま神社は明治12年の蔵を改修。祈祷祈願。ここに来れば白河だるまから開運パワーをもらえること間違いなし！

ハロウィンやクリスマスなどシーズン限定だるまや、ダルライザー、白河市公認キャラクターしらかわん、白河ラーメン等のだるまランドならではの商品が多数。

▲店長の石井さん。アマビエだるまは石井さんがメイ
ンで色やデザインを決めたそうです！

白河だるま本舗 だるまランド

白河市横町30
TEL 0248-23-3978
定休日 なし
営業時間 10:00～17:00
入場料 無料
駐車場 30台(大型車両可)

だるまバーガーを食べて
おなかと運気を満たそう！

2011年の秋にオープンした二の丸茶屋は、お土産屋さんも併設されたお城見学のお休み処です。オープンから販売している「白河だるまバーガー」（税込460円）はキュートなだるまのイラスト入り。この焼き印は、なんと南湖神社でお祓いをしていただいたという、こだわりの開運バーガー！白河産の米粉で焼き上げたバンズに、うまみが豊かな白河高原清流豚をサクッと揚げたミルフィーユカツ(勝つ)で勝負運UP。味のアクセントとなるカレーマスタードソースの黄色で金運もUP。トマトやキャベツも白河産や福島県産を可能な限り使用。テイクアウトも可能です。

▲甘党さんには寒天のしっとり感にうっとりな「あんみつ」（税込500円）「クリームあんみつ」（税込550円）。

二の丸茶屋

白河市郭内1 (小峰城内)
営業時間 9:30～17:00 L.O16:30(4月～10月)
9:30～16:00 L.O15:30(11月～3月)
TEL 0248-24-0275
座席数 33席
駐車場 城山公園駐車場兼用（100台）

何度でも蘇る不屈の名城　
木造復元ブームのさきがけ「小峰城」

渋沢栄一が活躍する明治を迎える直前1868年（慶応4年）「戊辰戦争・白河口の戦い」が勃発。奥羽越列藩同盟軍と新政府軍の約100日にわたる激戦の末、小峰城は落城。その後二本松城、鶴ヶ城も落城し、戊辰戦争終結につながりました。この戦で多くの建物が焼失しましたが、1991年（平成3年）三重櫓、1994年（平成6年）には前御門を復元、その後の城郭建造物の木造復元ブームのさきがけとなりました。2011年（平成23年）の東日本大震災により、石垣に被害が出たものの、崩落前の写真などを参考にしながら、江戸時代の伝統技法に基づいて石垣の修復を完了させました。
現在は2024年（令和6年度）の完成を目標に、「小峰城一石城主」プロジェクトと題して、本丸正面の清水門復元のための寄付を募集中！城主証などの特典あり。君も一国ならぬ、一石一城の主になってみないかい？
これらの復元には白河藩主・松平定信公の時代に、城内の建造物を詳細に記録した「白河城御櫓絵図」が大活躍しています！専用アプリをインストールすると、この清水門をはじめとして、小峰城のCGイメージをスマホで体感できるARスポットが各所にある
のでこちらも要チェック！

小峰城

白河市郭内1
三重櫓見学時間
9:30～17:00(4～10月)
9:30～16:00(11月～3月)
※見学受付は閉館の10分前まで
定休日 年末年始(12/29～1/3)
入場料金 無料
駐車場　城山公園駐車場兼用（100台）
※新型コロナ感染症対策で現在は1層のみ見学可能

小峰城の歴史を見て体感　
本格CGの迫力ある映像コンテンツ

小峰城歴史館は、2019(平成31年)に開館。
展示室1では、小峰城の歴史を丸ごとみられる大型パネル展示や、シアターで3面の巨大なスクリーンで迫力のフル3DCG映像による、江戸時代の小峰城を体感できます。解説は城マニアで知られる落語家の春風亭昇太師匠のナレーションでこちらも必聴！小峰城の城下町を再現したジオラマに連動したモニターで各所の詳細がみられたり、初代藩主・丹羽長重が出題する「小峰城クイズ」で知識を試したりと、最新テクノロジーによって、「故きを温ねる」ことができる施設です。震災後の石垣修復の際の資料や石積みの種類、カッコいいアングルで小峰城を撮影できるみどころスポットの紹介もあり、城内をめぐる前の予習・見学した後の復習にもグッド。

小峰城は2006年（平成18年）に13番の日本100名城に選出され、小峰城歴史館ではスタンプも設置。コレクターはぜひ立ち寄ってみてくださいね。

展示室３にある最後の城主阿部家の刀剣は若者にも人気！

※文化の日（11月3日）は入館無料

小峰城歴史館

白河市郭内1-73（城山公園内）
TEL 0248-24-5050（ファックス兼）
駐車場 城山公園駐車場兼用（100台）
開館時間　9:00～16:30（入館は16時まで）※企画展開催中は、時間が変更となる場合があります。
休館日 毎週月曜日（祝日の場合は開館）、祝日の翌日、年末年始（12月28日～1月4日）
入館料 一般 300円・小中高生 100円・障がい者100円
団体料金　一般 250円・小中高生/障がい者50円※20名以上の団体料金

福島ゆかさんの感想

「普段は福島県内だと県北や県中へお出かけしていたけれど、県南の白河に来てみて良さを再発見できました。ただ遊びに行くだけじゃなく、その街の歴史や文化を地元の人に教えてもらいながら巡るのがおもしろかったです。関東に一番近い東北・白河を周りの人にもお勧めしたい！と思いました！」