【アクアマリンいなわしろカワセミ水族館】家族で楽しめる夏のお出かけスポット～磐梯・猪苗代編～

アクアマリンいなわしろカワセミ水族館

住所 猪苗代町大字長田東中丸3447-4
TEL 0242-72-1135
開館時間　3月1日～10月31日　9時半～17時
11月1日～2月28日　9時半～16時 休館日なし
一般（高校生以上）700円 小～中学生300円 未就学児無料

貴重な生態展示。小さな水棲生物が充実の水族館！

猪苗代湖へ向かうように南へ移動。『緑の村』内にある水族館に到着。ここは、ふくしまの湖沼群を通して人と地球の未来を考えることが出来るスポットです。

こちらの水草はビャッコイ（白虎蘭）といって日本でも白河市にしか存在しない貴重な植物です。
冷たい清水の流れる所に生息している水棲植物で、半日程度の日照の特殊な条件でのみ生息します。
名前の由来は諸説あります。白虎隊にちなんでいるとか、「ヒャッコイ」（冷たいの方言）から来ているとの説が有力みたい。

水族館らしからぬ、まるで隈研吾さんが作ったようなモダンな作りです。猪苗代周辺に生えている植物で環境を再現し、サンショウウオ、ウナギ、アユなど、水辺の生物たちも泳いでいます。

ヒンヤリと涼しい館内では磐梯山の綺麗な水を引いて、ほぼ全ての水槽に活用しています（11～13℃）。
あえて「綺麗な水」と書いたのは、水質悪化のために日本の淡水魚の42％が絶滅の危機に瀕しているそうです。みそ汁１杯を魚の住める環境にするためには、浴槽５杯分もの水が必要になるそうです！淡水魚が住みやすい環境をつくるために、水質悪化の改善やゴミ拾い活動など私達に出来ることをしていく必要がありますね。

こちらは施設の名前の由来になった「カワセミ」です。カワセミを漢字で書くと「翡翠」。あれっと思った方は漢字に詳しい方です。別の読み方は「ヒスイ」。そう思ってみるとヒスイのように鮮やかです。鳩が平和の象徴のように、カワセミは自然の豊かさの象徴の鳥なのです。

このずんぐりむっくりした鳥は「カワガラス」で、スズメ・ウグイスの仲間。コロンとしていて可愛い♡カワガラスを見れるのもこちらのみ。ここに来ないと見れない貴重な動物がいっぱいですね。

人気No.1！カワウソ親子に会える♡

展示されているお姉さん…ではなく、ユーラシアカワウソ。
食欲旺盛でとってもワンパクです。ちなみにお姉さんはカワウソとは違っておしとやかです。

水族館を盛り上げるキャラクターで、お土産人気もナンバー１のユーラシアカワウソ。猪苗代周辺では1950年代まで見られていて、今では絶滅したといわれるニホンカワウソの亜種で、大変珍しい展示です。一日２回、午前10時頃と午後3時頃に餌やりを見る事ができます。一度に体重の１０％も食べるんですって！人間に換算すると５０キロの人だったら、一度の食事に５キロ食べるわけですから、ずいぶんと大食漢ですね。なぜこんなに沢山食べるのかというと脂肪が少ないので「体温を保つため」です。ちなみにもっと大食漢もいて、ラッコは一度に体重の２０％も食べるそうですよ。

入口近くには沢山の金魚にも出会えます♪
金魚は館長さんが専任で飼育しています。大きい金魚から小さい金魚、ランチュウ系の金魚までいて、見ていてちっとも飽きません。

キャ～ッ！虫からキノコが!?

「冬虫夏草」という珍しい展示もあります。昆虫から生える菌類の総称です。
見た目はグロテスクですが、一部の種は薬や薬膳料理などに用いられる高級食材でもあります。背筋がブルっときます。

カワイイものいっぱい♡おみやげコーナー♪

お土産コーナーで会えるカワウソ達。両手に花♡

カワウソのイラストは職員さんが描いてるそうです。カワイイ♪

やはりカワウソを肩に乗せて飼育員ショット♪

磐梯山麓の植物から動物まで詳しく解説してくれた飼育員の永山さんと記念撮影。大人から子どもまで楽しめる山の中に佇む水族館でした。

是非裏磐梯に足を運んで魅力を実際に堪能＆体験してね！！