柳橋歌舞伎保存会の記録によると、中学生が参加して演じたものは、平成七年(1995年)の安積国造神社秋季例大祭屋台歌舞伎復活公演での「一の谷嫩軍記須磨浦組討の場」に遡ります。

その後、平成九年(1997年)に御舘中学校創立五十周年記念式典の時に、改装された中学校体育館で「寿式三番叟 一の谷嫩軍記 須磨浦組討の場」を披露しました。

また、平成十年(1998年)も安積国造神社秋季例大祭公演で「絵本太功記十段目尼ヶ崎閑居の場」を披露しました。御舘中学校では、地域の誇り高い財産であるこの伝統芸能を引き継いでいこうという思いで、平成十四年度から総合的な学習の時間を活用して、歌舞伎学習に取り組み始めました(当初は総合的な学習時間に、生徒が選択して取り組む1つのコースでした)。

平成17年度から、全校生徒が歌舞伎に取り組むようになり、役者・裏方コース、音楽・伴奏コース、化粧コースに分かれて学習、毎年「柳橋歌舞伎定期公演」に参加上演するほか、本校文化祭である「みたて祭」において「歌舞伎学習発表会」として上演しています。

柳橋歌舞伎
↑本番前の舞台裏の風景

義経千本桜

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