子供の姿勢を気にしていますか?

大人だけじゃない!子供の姿勢にも気を配りましょう

「背筋を伸ばしなさい」と、子供の頃に家族や学校の先生から注意された記憶はありませんか?ゲームやマンガに夢中になっているとき「姿勢、悪くなっているよ」と注意されたことを、懐かしく感じる人もいるのではないでしょうか。

この「子供の姿勢」に気を付けてあげることが、子供達の暮らしや成長に大切だと考えられています。

子供達は毎日学校に通い、勉強やスポーツに勤しんでいます。毎日の暮らしを考えてみると、スマホを使用したり、ソファに寝転んでゲームをすることもあるでしょう。こういった活動は大人とほとんど変わりません。

文部科学省では子供の健康を守るために「よく食べ、よく動き、よく眠る」といった健康三原則とあわせて「家庭での子供の生活習慣の改善」として各家庭で積極的に取り組んでほしい事例を挙げています。その中で「きちんとした姿勢で過ごすこと」も取り組むべき事項とされています。

生活習慣は各家庭によって異なっています。ただ、子供達は大人の影響を受けて成長していることも事実です。生活習慣を見直すなど、姿勢だけに限ったことではありませんが、周囲の大人たちが気を配ってあげることが大切です。

子供の姿勢を気にしていますか?

時間を忘れるほど夢中になっているときは、どうしても前のめりになってしまいます。子どもが遊んでいる時、頭をぐっと前に出した前のめりの姿勢になっていることが多いです。一時的なものならよいですが、その姿勢がクセになってしまうと心配です。

「子供の姿勢が教育に対してどのように影響しているか」といった研究も行われています。体幹を鍛えることや、積極的に体を動かすことが重要だと考えられます。ただし、偏った運動ばかりを行うのも、身体にとってはバランスが良いとは言えません。運動に打ち込むことを否定するわけではありません。身体の筋肉をバランスよく使うストレッチなどを組み合わせるなど、周囲にいる大人たちが気を配る必要もあるでしょう。身体を動かす習慣が少ない子供には、ゲーム感覚で遊びながら体幹を鍛え、結果的に姿勢をただすといったことも提案してみてください。

また「子供」と一括りにしていますが、成長の段階によって生活スタイルや興味の対象も変わってきます。その中で、日々の暮らしや生活習慣の一環として「姿勢」に気を配るということも大切になってきます。各家庭や学びの場において子供達の興味を尊重しながら見守っていきましょう。

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