免疫力を高める為に?知っておきたい事【もしもしカメさんの健康通信】

免疫力を高める為に?
知っておきたい事

本来病気や怪我は人間が持っている病気を治す力「自然治癒力」で良くなるものです。然しながら、病気になる人、ならない人がいるのは、一人ひとり免疫力の強さ(ウイルス等と戦う戦闘力)が違うからです。

免疫力低下でかかり易い病気は

●癌
●感染症
●帯状疱疹
●結核
●肺炎
●歯周病
●口内炎
●口唇ヘルペス
●インフルエンザ
●感冒●突発性難聴
●尿路感染症
●カンジタ症
●性器ヘルペス
●水虫
●便秘
●下痢

などがあります。自律神経の乱れとともに免疫力が低下したり、もちろん加齢による免疫力の低下もあります。また病気が治るのにも長く時間がかかるようになります。
免疫力を高める為には先ず「体温」が必要です。普段の体温が36度以上になる様に気をつけましょう。自分の普段の体温を知っておく事が非常に大切です。例えば普段34・35度の体温の人が2度発熱しても、問題ない?みたいな事が起きる可能性があります。入浴は免疫力の向上と自律神経の乱れの改善に寄与するので、シャワーだけでなく、なるべく温めのお湯にゆっくりつかりましょう。更に、軽い運動で基礎代謝を上げ、全身の血流を良くする事です。

免疫力は『腸で造られる』(腸管免疫)とも言われております。免疫細胞を作り出す為に、良質のタンパク質や脂肪(オメガ3)、ビタミン、ミネラルなどをバランス良く食べましょう。食べた食品が新たな免疫細胞を作り出す為には腸内環境(腸管免疫力)を整える事が必要です。①天日干し、発酵食品、酵母、善玉菌などを積極的に摂る事は、免疫力を高める為に良い事です。人は加齢と共にちょうど60才頃に優位のはずの腸内の善玉菌が減少、逆に悪玉菌が増え逆転します。従って感染症にもかかり易くなります。②睡眠中は免疫細胞の働きが活発になります。20分位身体を横にして昼寝しても免疫力が高まると言われております。良質な睡眠は免疫力を高めるので、できれば夜10時以降はベッドに入りたいものです。逆にストレスは免疫力を低下させます。嫌な事はすぐに忘れた者の勝ちですね(笑笑)。逆に作り笑いでもNK細胞(癌細胞などを攻撃してくれる免疫細胞)の働きが活発になると言われています。そして人間、個々の性格にも腸内環境が影響している事が報告されております。

健康運を変えるのは、腸内環境(腸管免疫力)しだいなのです。なので病気の早期の発見のためにCT・MRも大事ですが、先ず朝一番に形の良い黄金色のお便り(便通)が有るか否か?「排便の色、臭い、量、形」なども良く観察してもらいたいものです。例えば黒色なら排便なら→消化からの出血などの疑い、白色→胆石などの疑い、赤色→肝機能低下の疑い、臭い便臭→腸内環境が悪く悪玉菌が多い状態で、免疫力低下や自律神経が乱れている疑いがあるなどなど...健康維持・増進の為に必要な情報が得られて、病気の早期発見などに多いに役立ちます。今日の体調はどうかな?と一喜一憂しながら観察してみてはいかがですか?当店では無料の健康相談・漢方相談も行っておりますのですので、気になる方はお気軽に相談ください。

カメ薬品7月号