もしもしカメさんの健康コラム Vol.20 活性酸素

シミ・しわは身体から出たサビ。お肌の注意信号です!

シミ・しわ

1日にバケツ一杯分の活性酸素量が作られています。

私たちの身体は一日に430リットルもの酸素を使っている事をご存知ですか?この酸素は一つ一つの細胞で使われていますが、その内の約8リットルは活性酸素に変化して、元気な細胞をサビつかせ、酸化の原因を作っています。そうなると細胞自身の働きが低下して老化を促進し、癌や高血圧などの様々な病気の因子になります。シミ、しわも細胞の酸化、サビつきが原因なのです。

人間の身体には、SOD(スーパーオキシドデイスムターゼ)と呼ばれる活性酸素を除去する酵素も持っています。しかし、この酵素は20才をピークに低下し、それに伴い、シミ・しわなど肌が衰え始め、様々な生活習慣病が静かに忍び寄って来るのです。

体内で発生した活性酸素は、色々な組織の酸化を促進させ組織をサビつかせ始めます。病気発生の約90%は、この活性酸素が何らかの形で”引き金”になっています。例えば皮膚の表面のサビつきが起これば、シミ・しわに、血管の中でサビつけばまるで水道管がサビつくように侵食して動脈硬化に、脳細胞が障害されればマヒ・認知力の低下、肝臓がダメージを受ければ、疲れや肝機能異常になる可能性があります。病気のみならず私達の老化を推し進める厄介物です。この活性酸素を体内ですばやく除去する事が病気や老化から身体を守る事になります。(医薬.健康ニュースより引用)

皮膚や血管の中がサビる原因は抗酸化力の低下なのです。シミ・しわ・生活習慣病の予防には活性酸素対策が大切です。