もしもしカメさんの健康コラム Vol.9 60代からの加齢と戦う!

60代からの加齢と戦う!(平成の栄養失調とは?)

腸

60才を過ぎたら一般的に腸内の善玉菌が減少し、悪玉菌が増えて腸内細菌のバランスが逆転する年齢になり、体力や免疫力が衰えます。当然、善玉菌の減少は体調を崩したり様々なウイルスなどに感染してやがて発病となります。一般的にはすぐに病院に行って検査をして投薬で対応します。そして治ります。

しかし、本当に治るのは自分の抵抗力によって治ります。いわゆる自然治癒力です。加齢と戦い健康でいる為には、自然治癒力を高めないといけません。

自然治癒力は大きく分けて体内にある2つの工場が関わっています。

1つ目は腸=バイオ工場(食べ物から腸内環境によってビタミンやミネラルなどを産生してくれています)
2つ目は肝臓=化学工場(肝臓の働きによって身体の必要な血液成分や体のあらゆるパーツを産生する工場と言われています)

腸と肝臓によって身体は守られているといっても過言ではありません。身体はアミノ酸タンパク質で出来ているからです。(最近はアルブミンとも言われ血液検査も出来ます。アルブミン不足は平成の栄養失調とも言われています)

加齢と戦うには、腸内環境の整備と肝臓力の強化にかかっています。腸内環境が悪くなると、便秘・下痢・軟便・膨満感・便臭・オナラの悪臭などに現れます。そして肌荒れや口の周囲のぶつぶつなどに現れます。肝臓が疲労するとお酒も弱くなりますが、だるくなったり気力が途切れます。肝臓からの消化液の胆汁液も不足してきます。そうすると油物、天ぷら、お肉等ももたれるので食べたくなくなります。無理して食べると消化できず、お腹で水分と油のドレッシング状態になり、便秘・下痢・軟便などの要因にもなります。また腸内環境が悪くなると十分に肝臓に健康状態を維持する為の栄養分が減少して、だるさや気力を減少させます。

食べ物の栄養分は腸からの門脈を通り、肝臓に届いて肝臓力の維持や持続によって健康寿命が保たれ、自然治癒力の維持恒常に寄与します。

何かとご心配な方、または加齢と本気で戦いたい方はお気軽に当店にご相談ください。

 

カメ薬品外観