あらすじ

「知らざぁ言って聞かせやしょう。浜の真砂と五右衛門が、歌に残した盗人の、種はつきねぇ七里ヶ浜・・・」という有名なセリフ。「白浪五人男」とは、日本駄右衛門を頭領に、弁天小僧菊ノ助、忠信利平、赤星十三郎、南郷力丸の五人のことです。 ※白浪とは泥棒のこと。

白波五人男

夜桜咲き乱れた稲瀬川の堤。天下の大盗賊団首領、日本駄右衛門は四人の手下と共に諸々の悪事を重ねて来たが悪運尽きとなる。捕り手の鐘・太鼓で右往左往する中を…。

やがて、その川の土手へさしかかった五人の男。美しい染め抜きの衣装に一本差し、下駄がけ「しらなみ」と大きく書いた傘をさしている。

白波五人男

のちに、弁天小僧は極楽寺大屋根で自害、日本駄右衛門は青砥藤綱に捉えられる。

↓ 2017年の柳橋歌舞伎

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