ヲ面ライダーV-ツイン ヒストリー

ヲ面ライダー(番外編)英雄の末路・・・理想郷を求めて・・・

辛く長い剣闘士の日々より、晴れて自由を手にしたツイン。
奴隷錠を外され・・・いざ・・・世へ・・・
町々で目にしたのは、酷い扱いの奴隷、奴隷、、ローマは悪態しきる乱世。
自分の信ずるのは、剣のみ//・・・不思議な力が宿る面装具。
「ツインよ、兄さんは常に側にいる・・・使命を果たすのだ・・・」
面装具を被ると・・声がする・・・アベル兄さん、僕の使命って・・・
「ツインよ、仲間を集うがよい、ローマ中の奴隷、剣闘士を開放するが
与えられし使命。さあ、行くがよい、我が弟・・ツイン。」
「我はソナタなり」・・あぁ、やってやるさ、兄さん//兄さんの力を、僕が
使うよ//」
ツインの周りには次々と人々が集う//
「今こそ、立ち上がるのだ、我々はローマ帝国に宣戦布告すべし者//
我らの力こそ神////我らの理想郷に、いざ、進行あるのみ//」
うおおぉぉぉ|||、、おおおお、、・・・ツイン、ツイン、、ツイン、、、」
我に従えし群衆(奴隷、剣闘士)が、理想郷を求めて・・・大陸を・・・
大移動する・・・
ローマには、屈しない//
反逆者、ツインを討つべく、帝国軍の追撃の幕が開く//
数々の戦闘、血で血を洗う殺戮の日々・・・・・・
「兄さん、、この世界は、、・・・いつ終わるの?・・・理想郷は・・・・
あの・・雪の山脈を超えたら、、あるの?・・・もう、、疲労、平伏が・・
・・・」
ローマ帝国軍が、そこまで迫っていた//

最後になるかもしれない戦いが始まろうとしていた。・・・・・
「ツイン様、我ら命つきようとも、妻、子に託して・・・」
うおおぉおおぉおぉおおぉぉ//ーーーー//
・・・・いかほど血を流しただろう・・・老人から・・・女・・まで・・
死体の山・・・・・・「ハァ、、ハァーー、、ハァ、、」ツインの剣は・・
帝国軍に対して、最後の抵抗を見せる・・・・はぁ、、はぁ、、、、、
「アベル兄さん、、僕に力を、、僕に、、、力を//」
一人、猛突するツイン。
数千もの矢が降りかかる・・・・うっ、ううっ、、ぷ。・・うぅわぁあああーー////
「ぐっ、ふっ、、」
「兄さん・・・」・・・
ローマ皇帝は彼、ツインを、英雄として・・葬った。・・・
小舟に火が放たれ・・・広大な海へと屍が燃え上がる・・・・・
面装具と、剣は、海の喪黒となし・・・深い眠りについたのだ・・・
・・・・・・完・・・・・・・・