公務員の仕事

行政事務職

国家一般職(高卒程度)や地方初級で採用されると、国の機関または地方自治体(都道府県・市町村など)において行政事務の仕事に就くことになります。主に庶務・経理・行政計画の企画立案などに伴うデスクワークを担当しますが、配属先は様々で、3~4年ごとに異動もあるため様々な部署を経験することになります。

警察官・消防官

全国の地方自治体が管轄する警察もしくは消防の組織で働く警察官・消防官は住民の安心・安全な暮らしを守る使命感溢れる仕事です。警察官の場合は採用後に警察学校で10ヵ月程度過ごし、警察官としての職務の基礎、技能などを学んだ後、一般的にはまずは交番勤務から現場の仕事に就くことになります。消防官の場合も消防学校で訓練を受けてから各消防署に配属されます。

保育士

公務員試験に合格して保育士として採用されるためには、まず保育士の資格を取得することが必要となります(受験する段階では取得見込でも受験可能です)。そのうえで地方自治体での採用試験に合格すると公立の保育所に勤務する保育士になることができます。私立の保育園で働く保育士と比べても待遇が安定しているため長い期間を通して働きやすいことが魅力ともいえます。

栄養士

栄養士の採用は各地方自治体で行われています。受験にあたっては栄養士の資格を有していること(または資格取得見込みであること)が必要です。採用後は学校・病院・保育所・保健所などで勤務することになり、栄養バランスの取れた献立の作成や調理指導などにあたります。管理栄養士はさらに高度な専門技術と知識をもち、栄養士の指導や、傷病者に対する栄養指導などを行います。

 

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