小林音楽教室主催の「ピアノ教室におけるJASRAC対策 勉強会」が開催されました。

今年2月、音楽に関するある判決が出されました。それはヤマハ音楽振興会など約250の教室事業者が日本音楽著作権協会(JASRAC)に対して起こした訴訟で、全国の音楽教室からレッスンでの楽曲演奏について著作権使用料を徴収することは不当だとして、同協会に請求権がないことの確認を求めた訴訟でした。しかし2月28日に東京地裁で出された判決は、JASRAC側の主張を全面的に認めたものでした。教室への請求を正当と判断し、教室事業者ら原告側の請求は棄却となりました。

20200326音楽指導者有志による勉強会当日の様子

そのような中、JASRAC楽器教室における演奏等の許諾手続開始を受けた3月26日(木)に、郡山市のヤマハミュージック郡山店コンサートサロンで小林音楽教室主催の『地元音楽指導者有志による第1回勉強会』を行いました。「ピアノ教室におけるJASRAC対策」について学ぶ内容で、第1回目の講師には「おおや法律事務所」の大谷拓明弁護士をお招きしました。約10人の地元音楽講師が参加し、演奏著作権について音楽講師が今後に必要な著作権の知識を勉強しました。

20200326音楽指導者有志による勉強会チラシ