本一講※の皆さんにお囃子(おはやし)について聞きました
※本一講って?
「本一」とは本町一丁目のこと。「講」は各町のお祭り担当の組織を意味します。
お祭りまでに練習はどのぐらい行うのですか?
全部で6回です。
子供達が演奏していますがどのように教え継いでいるのですか?
演奏には3~15歳の子供たちが参加しています。楽器経験のない子もいますので、始めは実際の演奏を見聴きさせてからスタートします。大人も教えていますが、子供たちは先輩の真似をしてしだいに覚えていきます。
どんな楽器で何曲ぐらい奉奏するのですか?
小太鼓、大太鼓、笛があり、二本松の祭り囃子の内『しゃんぎり』『岡崎』『角兵衛』の3曲を奉奏します。
※本一講以外の各町会が奉奏している「八幡ばやし」は、1978年(昭和53年)、安積国造神社楽人佐藤義一氏と二本松市竹田出身の斎藤信治氏とが二本松の祭り囃子を編曲したものです。4曲あります。
ズバリ『お囃子』の魅力は何でしょうか?
お囃子は祭り全体を盛り上げる重要な役割を果たします。人の心を自然に引き込む力があり、祭りの後も一週間ぐらい脳内に曲が流れているような感覚になります。
苦労などはありますか?
太鼓のメンテナンスも含めて『祭り』を維持していくことでしょうか。演奏では特に大太鼓、笛が難しいので先輩がしっかり教えています。
お祭りの楽しみは?
参加する町会の人々は、準備期間も含め日々「お祭り」のために暮らしています。普段は遠くに住んでいるけど、祭りの時だけ会える人も少なくありません。子どもの頃に祭りで感じた嬉しさ、懐かしさが自然に人を引きつけるのだと思います。
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